住宅購入時に見るべき周辺施設!引越し先の環境について徹底解説

越し先の条件、何を優先するか迷いますよね。

あれば良いものや嫌なものが多すぎて候補の物件の中から1つを選びきれないという人は少なくありません。

そこで今回は、マイホームや賃貸を問わず、新居周辺に会ったら便利なものや嫌なものをまとめて紹介していきます。

周りに何があるかで生活の質は大きく左右されるため、事前にある程度情報をまとめておくのがオススメです。

新居の周りにあったら便利なもの

新居の周りにあったら便利なもの

まずは近くにあれば便利なところです。

  1. 最寄駅 or バス停
  2. スーパー
  3. コンビニ
  4. 郵便局・銀行
  5. 病院など

順番に見ていきましょう。

1. 最寄り駅 or バス停

ほとんどの方が駅からアクセスの良い物件を希望するかと思います。

徒歩5分以内であれば理想的。

他の条件も踏まえて優先順位をつけてくださいね。

反対に、あえて15分〜20分くらいのところに住んで駅まで歩く習慣をつけるのも選択肢の1つです。

出入り口までは近いけど改札ないしホームまでは距離があるケースもあるため、細かく確認しておくとよいでしょう。

2. スーパー

スーパーも近くにあってほしいですね。
徒歩圏内に3つほどある土地ならベスト。

  • A店はお肉が安い
  • B店はお魚の鮮度が良い

など、各店舗によって得意な分野があったり価格帯が違ったりするので、状況に応じて使い分けられると貯蓄や投資にお金を回しやすくなります。

完全に外食されている方やネットスーパーをフル活用できている人は例外です。

また、ドラッグストアに関しても今や品揃えが豊富なので1つは近くにあるとよいでしょう。

少し体調が優れない際に頭痛薬などを調達できる環境は必要です。

3. コンビニ

現代においてはコンビニも外せませんよね。

ただコンビニは徒歩圏内に1軒あれば問題なさそうです。

理由は倹約家にとっては緊急の際のみに利用する店舗だから。

極力スーパーで買い物をして無駄な出費を抑える習慣をつけるのがオススメです。

4. 郵便局や銀行

できれば郵便局と銀行の両方があればいいですね。

今はインターネットバンクが普及しており、かなり便利で手数料も安いです。

ただ何があるか分かりませんし、振り返ってみれば意外なタイミングで郵便局や銀行に足を運んでいるはず。

あまり使わなくても近くに住めればより良いかと思います。

5. 病院など

いざ体調を崩した時、病院がないと困りますよね。

地域のお医者さん(診療所)に加えて、総合病院もあれば安心できます。
総合病院は少し離れていても大丈夫かと思います。

加えて、皮膚科や歯医者も徒歩圏内にあると理想的。

人によっては美容クリニックなども必要かもしれません。

新居の周りにあったら辛いもの

新居の周りにあったら辛いもの

続いて、マイホームの周りにあったら嬉しくないものを紹介していきます。

1. 消防署

いつどこで火事が起こるか分かりません。

ですので家のすぐ近くに消防署があれば「毎晩、消防車の音がうるさくて眠れない…」なんてことも。

ただ、自宅でも火災のリスクは0ではないので、消防署が遠すぎても怖いですよね。

総合病院についても同じことが言えるでしょう。

2. 幹線道路

「幹線道路とは何か」の定義は難しいのですが、比較的大きな道路があれば騒がしいですよね。

また、高速道路が近かったり、沿線の真横に住んでいたりすると騒音で日常生活に支障が出るでしょう。

地下鉄の上に住んでいる場合も終電まで音が気になるが可能性があります。

3. 墓地や火葬場

墓地や火葬上はもちろん必要ですが、自宅から近すぎると抵抗を抱く方が少なくないかと思います。

「全く気にならない」という人は問題ないのですが、ポジティブなところではありません。

ですので、基本的には近くに住みすぎないことをオススメします。

4. ゴミ処理場や下水処理場

こちらも同じく「必要な施設だけと我が家の近くはやめてほしい」というところ。
いわゆる『Not In My Back Yard』ですね。

これまで述べた施設のほかに敬遠される傾向にあるのが、

  • 原子力発電所
  • 空港・清掃工場
  • 食肉処理施設
  • 軍事施設

などです。

賃貸ならまだしも、上記が近くにあれば資産価値が下がりやすいので住宅を購入される予定の方は気をつけてください。

良い悪いが人によって異なるもの

良い悪いが人によって異なるもの

加えて、人によって良し悪しが変わってくるところを見ていきましょう。

1.ファストフード店

マクドナルドや吉野家などのファストフード店はメリットも大きいですかデメリットもあります。

体調が悪い主婦の方が「今日はテイクアウトにしよう」などといった際は助かりますよね。
また、下宿している学生や一人暮らしの社会人にとっては救いでしょう。

一方で、便利なゆえに食生活が偏るリスクもありますので、一概に良い悪いを判断するのは難しいところです。

2. ショッピングモール

スーパーやアパレルショップ、飲食店にまとめて行けるのは利便性が高いですよね。

近くにあると助かりますが、頻繁に行く必要もないので車で行ける距離なら十分かもしれません。

また、ファストフード店にも言えることですが、若者の溜まり場になることもあるため、騒音や治安の面で懸念も残ります。

3. 幼稚園や保育園

幼稚園や保育園は対象のお子さんがいるご家庭にはメリットになります。

それ以外にもにぎやかな方がいいという人も選択肢としてはありでしょう。

静かに暮らしたい方は、ある程度距離を取った方が良いかもしれません。

4.公園や河川敷

こちらもお子さんがいる方や散歩が好きな人にとっては大きなメリットです。

ただイベントやスポーツが行われることが多いので静かな環境を整えたい方には向きません。

さらに河川敷から駅は、かなり離れているケースもあるので、ご注意ください。

周辺環境を本当に理解するためのステップ

周辺環境を本当に理解するための3ステップ

これまで近くにあれば良いものや困るものを色々と紹介してきました。

ですが正直、自分の目や足で確かめていかないと本質的なところは分かりません。

そこで、住んでから後悔しないように、しっかりとリサーチする方法を共有していきます。

1. 口コミを徹底的にリサーチ

まずはネットを活用しましょう。

最初に住みたいと思っているエリアを調べます。

治安の良さや住みやすさ、平均家賃などを調べればだいたいのイメージが掴めるでしょう。

その後、候補物件の住宅価格を調べます。

エリアと物件の口コミをしっかり見ておくのが最も大切です。

2. Googleストリートビューで擬似体験する

今は本当に便利な時代です。

部屋でできる機能もフル活用しましょう。

Googleストリートビューを使って、物件の外観はもちろん、近くにどんなお店などがあるかチェックするのはマストです。
意外と楽しいですしワクワクします。

ある程度、何があるかを把握できるまで数回に分けて探検できるベストですね。

3. 実際に現地へ行き1日過ごしてみる

これが正直、一番大切です。

結局は内覧の際に現地へ訪れることになりますが、それだけだと情報不足です。

物件の中身を見るのがメインで、ついでに周辺を歩くだけでは、あまり意味がありません。

例えば

  • 最寄駅から実際に歩いてみる
  • 近くのスーパーやカフェなどに入ってみる

など実体験を大切にしつつ、今までのイメージとギャップがないか確認しておきましょう。

「もう自分はここに住んでいる」という気持ちで散策ができれば、悪い意味でのギャップは生まれにくくなるはず。

自分に合った物件は現場主義を徹底してやっと見つかるものです。

これが近くにあるエリアがオススメ!

これが近くにあるエリアがオススメ!

最後の紹介は、筆者が個人的に「近くにあればいいよね」と思っているオススメスポットです。

1. フィットネスジム

個人的にジムは欠かせません。

今は優れたサプリメントなどがありますが、結局健康を維持するには運動が必須だからです

作家の村上春樹さんも過去のインタビューで「1日は23時間しかないと決めて、残りの1時間は運動にあてる」といった発言をされているくらいです。

良い家ももちろんですが、体も資本ですね。

引っ越しをされる可能性がある場合は別店舗も利用できるジムないしジムのプランを契約しておくとよいでしょう。

家から遠いと通うモチベーションが弱まるので注意が必要です。

2. 本屋さん

本屋さんもあれば助かります。

ネットで本が買えたり、そもそも電子書籍があったりで便利ではありますが、書店で実際に本を読みながら選ぶ喜びも否定はできません。

紙派の方は書店があるか押さえておくと良いでしょう。図書館でも代替できますね。

3. お勤め先

勤務先も近いに越したことはありません。

最低限の通勤時間だと疲弊しづらくなりますし、自由時間も増えます。

オフィスが近すぎても暮らしづらいかと思いますので適当な距離感で考えましょう。

4. 相談相手

こちらはオススメスポットでなく、人ですね。

気軽に様々なことを相談できる人がいると精神衛生上、安心です。

悩みなども打ち明けられる知人が徒歩圏内にいればかなり過ごしやすいのではないでしょうか。

住宅購入とライフプラン、まとめてご相談を

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また、お金やライフプランについての相談相手もいれば理想的です。

親しい知人に相談し第三者としての意見を聞きつつプロ視点のアドバイスも手に入ればバランスの取れた人生設計が可能なります。

「都合よくそんな人いるわけない」という場合は弊所まで一度お気軽にご相談ください。

住宅購入with FPは東京・大手町に事務所を構えておりますが、オンラインでのご相談も大歓迎です。

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